2016年9月17日

なんちゃって、伊藤喜多男氏風シャーシー

タカチのSRDSL-8をベースに改造。

天板のみ M3 クリンチングナット 6個を追加しました。
フレームはアルミ 2mm厚、底板は鉄 1.2mm厚です。



光っているのが、追加したクリンチングナットです。

既存のナット(フラッシュナット)は、両サイドの黒い部分で、薄型ヘキサナットをプレス機で面一に圧入しています。



今回使用した M3 のクリンチグナットです。

PCB、アルミパネル用途で、圧入部分がテーパー状になっています。



2種の平行プライヤーです。

キズ保護のため、PPバンドを養生テープで巻いています。
作業には、ゴム張の軍手、そして力加減にちょっと慣れが必要です。



おまけ。

これは inch サイズ 4-40 プレス機専用のもので、ハンドツールによる圧入は無理です。



使用する M3 ネジは、もちろんパンヘッド、スタンダード(マイナス)ステンです。

写真では分かりませんが、これはシリコンリング入りの特殊なシーリングネジです。



天板アルミ 3mm厚、仮止めの様子です。(348 x 218 x 3mm)

天板は、上面のみ長手方向にヘアライン、そして全体にアルマイト処理が施してあります。上面の縁は、カット時に若干Rがあり、軽くヤスリ処理で済みました。 但し下面はかなり鋭利になっていましたので、そこそこのヤスリ処理が必要でした。
穴は、直径 3.2mmを目標にしましたが、残念ながら私の腕がイマイチなため、直径 3.4mmになってしまいました。穴が16個もあると、精度を出すのが難しいです。「まだまだ青い」と実感です。
試しに、16個のバインド、フィリップス(プラス)ネジに赤茶ファイバーワッシャーを入れて、取り付けてみました。
→ ネジの形状、ワッシャーの色、どちらも私の好みではありませんでした。

伊藤喜多男氏のものとは、外側からネジセンターまでの寸法が異なるため、既製品利用ではこのあたりが限界です。
つまり 「なんちゃって伊藤喜多男氏シャーシー」 です。



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